キヤノン「EOS 5D MarkⅡ」でテレビ新番組を制作

2009年09月25日 11:00

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世界初のフルHDに対応した動画撮影機能「EOSムービー」を搭載したキヤノンのハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D MarkⅡ」が、テレビ朝日で放映される新番組「世界の街道をゆく」の撮影用カメラとして採用された。

 キヤノン <7751> のデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D MarkⅡ」で撮影された映像が、10月1日(木)よりテレビ朝日で毎週月曜日から金曜日まで放映される新番組「世界の街道をゆく」の中で使用されることになった。

 「EOS 5D MarkⅡ」は、2008年11月に発売されて以来、多くのユーザーから高い評価を得ている、ハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラ。約2110万画素を誇る圧倒的な描写力の静止画を撮影することができるほか、デジタル一眼レフカメラとしては世界で初めてフルHDに対応した動画撮影機能「EOSムービー」を搭載している。

 また、このカメラに搭載されている撮像素子「CMOSセンサー」の大きさが、一般的な放送用カメラの撮像素子の倍以上であるため、これまでは表現が難しかった深みがある映像表現が可能となった。さらに、超高感度撮影やキヤノン自慢の多彩な交換レンズ群を使った、一眼レフカメラならではのボケ味の美しい多彩な表現も可能となる。

 今回、動画と静止画の融合による新しい映像表現を求める新番組の撮影カメラとして採用されることになった「EOS 5D MarkⅡ」は、その機能性だけではなく、撮影機材の大幅な小型軽量化による機動性の向上などの点においても、番組制作に貢献している。

 有効画素数2110万の高精細な35mmフルサイズCMOSセンサーや世界初のフルHD動画機能など画期的な機能を搭載し、デジタル一眼レフカメラの新たな可能性を生み出した「EOS 5D MarkⅡ」。今までの放送用カメラとは一味違った多彩な映像表現を可能するこのデジタル一眼レフカメラの存在が、今後は放送業界においても注目されることになりそうだ。
(編集担当:北尾準)