HOYA <7741> PENTAXイメージ・システム事業部は21日、先進の撮影機能などを搭載したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラの上位機種「PENTAX K-7」を、09年6月末から発売すると発表した。
同商品は 堅牢で機動性に優れたコンパクトなボディに、高画質撮影を確実に実現するための新機能も充実させたハイアマチュア向けの上位機種。新たに開発されたデジタル一眼レフ専用の画像処理エンジン「PRIMEⅡ」を搭載し、処理スピードを向上したことで、有効画素数約1460万画素の高画質画像を実現するとともに、動画撮影時の高速データ転送なども可能にした。
また、マニュアルフォーカス時のピント合わせをしやすくする、約100%の視野率を実現した光学ファインダーの新採用。トップクラスのゴミ除去性能を持つ「DRⅡ(DUST Removal Ⅱ)」機構や、進化した独自の手ぶれ補正機構「SR」、顔検出AFに高速連写も可能なライブビュー機能、さらに動画撮影やHDR(ハイダイナミックレンジ)、自動水平補正など、充実の新機能が、耐久性に優れ、高い質感が得られる金属製のコンパクトなボディに収まっている。
あらゆる撮影環境でも、簡単・正確に高画質撮影を可能にするペンタックスKシリーズのハイエンドモデル。このPENTAXの伝統的な技術と最新機能が融合した新機種の投入で、ニコンとキャノンの二強がリードするデジタル一眼レフ中・上位機種分野でのシェア争いにどう割り込んでいけるかが注目される。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:北尾準)