ヤクルト本社とヤクルトグループは、販売会社の経営規模の拡大や経営基盤の強化のため函館ヤクルト販売などの販売会社8社を4月1日から統合・吸収合併させる。
函館ヤクルト販売と小樽ヤクルト販売は函館ヤクルト販売を存続会社とする吸収合併で、「南北海道ヤクルト販売」となる。また千葉中央ヤクルト販売と房総ヤクルト販売は千葉中央ヤクルト販売を存続会社とする吸収合併で「千葉県ヤクルト販売」に、相武ヤクルト販売と川崎ヤクルト販売は相武ヤクルト販売を存続会社とする吸収合併で「神奈川東ヤクルト販売」に、広島県北部ヤクルト販売と安芸ヤクルト販売は広島県北部ヤクルト販売を承継会社とするヤクルト事業の吸収分割で「新広島ヤクルト販売」となる。同社およびグループの国内販売会社数は119社となる。
同社およびグループは、これまで経営環境変化への対応や、良き企業市民としての持続的成長が可能な企業集団を目指してきた。また国内の飲料および食品の販売では、適切な投資を継続的に行い地域社会に根ざしたマーケティングを実行できる販売会社の近代化を進めており、「3年から5年後には国内販売会社を50社から60社に集約することを検討していく」としている。