尖閣諸島問題が新型インフルエンザ対策での3カ国協力体制にも影響が及ぶこととなった。
厚生労働省によると、来月11日に京都で開催予定だった第6回日中韓3国保健大臣会合に中国が「都合により出席できなくなった」と日本と韓国に会合延期を申し入れてきたという。
厚生労働省では「これまでの5回の開催で、すべて各国大臣が参加してきており、中国の保健大臣が参加できないのであれば延期せざるを得ない」としている。
この会合は新型インフルエンザ対策など保健医療分野での共通課題の協力について協議するもので、今年は日本が政府主催で実施することになっていた。
中国側は尖閣諸島の国有化にいろんな面で抗議姿勢を強めており。政府の大局的対応の具体的な実効策が早期に求められている。(編集担当:森高龍二)