雑草抑制効果高く景観にもいい雑草防止材

2008年09月01日 11:00

 東邦レオは、道路の中央分離帯や公園、建築物の外構などで活用でき、雑草抑制効果に優れ、景観性にも優れた埋設型雑草防止材「グリーンプレート」を9月3日から市場に出す。

 グリーンプレートは埋設型トレイで雑草の発芽を防止し、雑草が発芽しても生長しにくい、などの特長を持つ。

 具体的には、晴天時、プレート上部は厳しい乾燥状態に、雨天時は水が溜まって蒸れやすい状態となるため、雑草が発芽しても大きく生長しない。

 価格は1平方メートルあたり1700円(材料費)から。「地中に設置することにより、長く使え、ランニングコストを低減できる」。

 今回の開発について同社は「東京都が発表した緑の東京10年プロジェクト(2007年6月発表)では今後10年間で新たに1000haの緑(サッカー場1500面)の創出を掲げており、緑地の拡大が見込まれる一方で、管理コストの低減が課題になってくると予想され、雑草除草費を抑える工夫が求められている」とし、ランニングコストを抑え、景観を損なわない対策として「グリーンプレート」の開発に至ったと説明している。