答えるのも嫌になるくらい恥ずかしい 舛添大臣

2008年06月13日 11:00

 「答えるのも嫌になるくらい恥ずかしい」。舛添要一厚生労働大臣は厚労省職員のうち、18人が深夜帰宅のタクシーでビールやおつまみの接待を受けていたことについて「困った話で、これは、1番多い職員は110回も接待を受けていたというのです。これは厳正に処分する。こういうことが二度とあってはいけないので、こういう所から襟を正していかないといけない」と厳正な処分と再発防止を約束した。

 舛添大臣は「天下国家の政をやっている人達がそういうことをやったのではそれは駄目。ですから、二度とこういうことが起こらないようにしないといけない。結局は、タクシーチケットでしょ。タクシーチケット、国民の税金でしょ。不正があったとは言わないけど調べてみないと分からないですよ。」と職員の国家公務員としての自覚やモラルの問題に苦言を呈した。

 加えて「ワークライフバランスもやっているので、もう皆早く家に帰りなさい。そして、タクシーを使わない時間に帰るように質問通告も早く出してもらってやりなさいというように思っておりますので、是非ワークライフバランスでタクシーチケットが不要になるような社会を作りたいと思っております」と 政府あげて取り組んでいるワークライフバランスの推進が深夜帰宅の解消につながり、今回のような体たらくを生じさせないことに?がると、職場環境の改善にも、議員らの協力をさりげなく提起した。