札幌市がCNG車普及促進モデル地域に

2008年05月27日 11:00

 国土交通省は平成22年度までにCNGスタンドを2箇所新設・改良し、150台のCNG車(天然ガス自動車)の導入を計画している札幌市をCNG車普及促進モデル事業実施地域として5月26日、指定した。

 札幌市では6月19日から21日までの3日間、札幌ドームで開かれる北海道洞爺湖サミット記念環境総合展2008でCNG車の展示・試乗会を予定している。

 CNG車普及実施エリアは札幌市内全域が対象で、札幌市では今年5月までにCNGスタンドを6箇所に設置済み。さらに平成22年度までに1箇所新設し、1箇所増設改良する予定。また低公害車の普及を促進し、総合的な交通施策を積極的に推進するため、CNG車の導入環境を整備していくとともに、天然ガストラックやバスの導入に対し、補助制度も創設することにしている。6月4日には札幌市内の市役所で天然ガス自動車補助制度の説明会も開催する。