ゆたかなこころ広がれ 童話と絵本のコンクール

2008年03月19日 11:00

 ゆめやあったか~いこころ、ほのぼのする世界を童話や絵本で世界の子どもたちに広げましょう。子どもたちの心をゆたかに育む書籍を全国の小学校に贈る「みつばち文庫」や子どもたちを養蜂場に招いて自然を学ぶ機会を提供する「エコスクール」でも知られる山田養蜂場(岡山県苫田郡鏡野町市場194)が、子どもたちのための童話と絵本のコンクールを開催中で、プロ、アマチュアを問わず、一般の部門と子どもの部門で作品を募っている。応募受付は6月30日(消印有効)まで。今年で第10回を迎える。

  絵本部門の一般の部は魔女の宅急便の著者として知られる角野栄子さんが、このコンクールのために特別に書いたオリジナル作品に絵を描いて絵本を作成するというもの。今回初めて設けられた部門だ。角野さんが書いた「まんまる おつきさま おねがいよーう」の作品にあわせ、12場面から15場面の範囲で見開きの絵を描く。  また、絵本部門子どもの部は12場面程度で、ミツバチやはちみつを登場させて、12場面程度で、自由に絵本を作成する。

  童話部門は一般の部の場合は「しぜん」と「いのち」をテーマに、子どもたちのこころ、ゆめ、いのちを育む童話を原稿用紙20枚以内で。子どもの部はミツバチやはちみつを登場させた童話を原稿用紙5枚程度にまとめる。

  応募はプロ、アマチュアを問わない。同人誌やホームページにも掲載していない「全く未発表の作品」であること。一般は中学生以上。子どもの部は小学生以下が応募できる。

  作品とは別に応募申し込み用紙に郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、職業(学生は学年)、コンクールを知った方法を書いて、応募すること。

  詳しい応募要領や申し込み用紙の請求は同社(〒708-0393 岡山県苫田郡鏡野町市場194 山田養蜂場 「子どもたちのためのミツバチの童話と絵本のコンクール」係まで。電話0868・54・3999

  審査には童話作家の角野さんはじめ、西本鶏介さん(児童文学者)、長野ヒデ子さん(絵本作家)ら7人があたる。また、童話書籍で有名なポプラ社が審査協力することになっている。

  一般の部最優秀作品には賞金50万円とミツバチ製品が、優秀賞には20万円とミツバチ製品、佳作(3作品)には5万円とミツバチ製品が提供される。

  こどもの部は最優秀作品に5万円の図書カードとミツバチ製品、優秀賞には3万円の図書カードとミツバチ製品、佳作(3作品)には1万円の図書カードとミツバチ製品が贈られる。また、応募者全員に記念品が贈られる。なお、過去9回に寄せられた童話作品は総計で3万1341にのぼっている。