イズミヤ <8266>が2日に発表した平成25年2月期第2四半期決算では、売上高が1,718億94百万円(前年同期比2.2%減)、営業利益18億56百万円(前年同期比9.1%減)、経常損益13億22百万円(前年同期比14.9%減)となっている。四半期純利益においては、特別損失が減少したことにより、3億57百万円(前年同四半期差5億20百万円増)と前年を上回った。
イズミヤグループは、今年度より新中期3カ年経営計画「CAP-I(キャップアイ)」をスタートさせ、ロジスティック改革や組織・人事制度の見直しなど、グループ全体の再編に注力しているが、第2四半期においては、冷え込む消費者心理や加速するデフレ、競合店舗の増加による競争激化などが作用し、結果的にグループ全体の収益を押さえつけることになった。
また同社は、既存店の活性化への取組みとして、商品構成の見直しや大規模な店舗改装、さらに7月21日からは、65店舗において夏期の開店時間を繰り上げし、営業時間の拡大などを行ってきたが、前年の震災後の特需や地上デジタル放送関連特需の反動などもあり、既存店の売上も前年を3.5%下回る結果となった。
尚、一株当たりの配当金は前期と同様の26円としている。