風通し良い党運営と全員野球を強調 渡辺代表

2013年08月05日 19:38

 みんなの党は5日、両院議員総会を開いた。あいさつに立った渡辺喜美代表はみんなの党への国民の期待による議員数急増などを背景に「常に絶えざる改革の実施と風通しの良い党運営を行っていくことが肝要だと考えている」としたうえで「両院議員総会を頻繁に開いていきたい」と述べ、風通し良い党運営と全員野球で臨む姿勢を強調した。

 また渡辺代表は役員会での審議経過や役員会で決まったことを両院議員総会に提示し、執行部がきちんと機能していることも示していきたいとの考えを述べた。また党の規約に定められているものの空席になっている総務委員長や国民運動委員長などを決めるとした。

 渡辺代表は「浮動票頼みの選挙から地上戦のできる態勢づくりへ」の意欲も見せた。その一環に「都道府県支部をできるところから作っていく」とした。また、政界再編に向け「全うな政治勢力の結集を図っていかなければならない」と述べた。

 一方、小沢一郎氏率いる生活の党は5日までに両院議員総会を開き、党の新役員を決めた。引き続き小沢代表の下で党の再生を図る。

 新役員は代表代行・幹事長に鈴木克昌衆議院議員、副代表に主濱了参議院議員、谷亮子参議院議員を決めた。また国対委員長・選対委員長には小宮山泰子衆議院議員、国対委員長代理・選対副委員長には村上史好衆議院議員、幹事長代理には青木愛衆議院議員、玉城デニー衆議院議員、畑浩治衆議院議員の3氏が就いた。(編集担当:森高龍二)