ドライブレコーダー いよいよ買い時が到来か?

2013年08月19日 16:18

 ドライブレコーダーとは、映像や音声を自動的に記録する車載装置のこと。これを装着するメリットはいくつもあるが、何といっても事故の際の原因解明の手段となることだろう。例えば、どんなに充実した補償の自動車保険に加入していても、正確な事故状況を伝えることができなければ、不当な過失割合が算出される可能性があるが、そんなリスクをドライブレコーダーによって回避できる。

 また、もちろん事故原因がどこ(誰)にあるかを明確にすることは、警察などとの対応の時にも役に立つ。現在、タクシーやバス、社用車といった 事業用車両への導入はかなり進んでいるようだが、価格などの問題もあり、個人への普及は まだまだというところではないだろうか。

 サンワサプライは、HD画質で録画可能なドライブレコーダー「400-CAM031」を同社の通販サイト「サンワダイレクト」限定で発売を開始した。この製品は、車に取り付け走行中の状況を動画で撮影できるドライブレコーダーで、高画質HD(1280×720)に対応している。録画はエンジン始動に連動して自動的に開始するので、録画ボタンを押す必要がない。また、micro SDカードの容量がなくなっても、自動的に古いデータから上書きを行う常時連続録画対応なので、容量オーバーで録画できなかったという心配は不要だ。

 電源は、4メートルのUSBケーブルとUSBシガーソケットアダプタが付属しており、フロントガラスの縁に沿ってケーブルを取り付ければ視界の妨げにもならない。90分の動画撮影を行えるバッテリーを内蔵しているので、ケーブルレスの設置も可能となっている。ミニHDMIケーブル端子搭載で、テレビなどの外部出力にも対応している。サイズはW86×H24×D57ミリのコンパクトサイズで、重量は95グラム。手元でも映像を確認できる2インチのモニターを装備している。販売価格は7,980円。

いろいろな意味で自身の身を護るツールとして、この「400-CAM031」のように低価格化が進めば、今後ドライブレコーダーは個人にも普及していくことになるだろう。(編集担当:久保田雄城)