経済の好循環実現へ改めて意欲 菅官房長官

2014年01月22日 08:54

 菅義偉官房長官は21日の記者会見で、24日に召集される国会は「経済の好循環実現国会」と改めて強調し、「経済の好循環を実現するための成長戦略関連法案が30本ある。そうした法案を中心にデフレ脱却がアベノミクスの3本の矢でできたので、さらに好循環の実現に取り組んでいきたい」と意欲を示した。

 また、集団的自衛権の行使に対する安保法制懇からの報告書が4月以降に出される見通しを示したうえで「政府と与党の間でしっかりと調整をしながら対応することになる」と語った。

 あわせて、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への代替施設建設事業にかかる設計などの業務に関する契約手続き(入札公告)が21日に行われたことについて「先般の沖縄県知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認を受けて、引き続き、沖縄県民の負担軽減に取り組むとともに1日も早い普天間飛行場の返還ができるよう全力で努力していく」とし、辺野古への移設に向けて「淡々とすすめていく」考えを語った。(編集担当:森高龍二)