与党両幹事長『予算の年度内成立の意義大きい』

2014年03月01日 12:35

 自民党の石破茂幹事長は26年度予算の年度内成立が決まったことについて、改めて「年度内成立となり、26年度スタートともに予算が執行されることになった。十分な審議時間も持たれたし、年度内成立の意義を大きい」と消費税増税を4月に控え、景気の好循環を目指す意味においても、2月に衆議院が通過した意味は大きいとの認識を示した。

 石破幹事長は「参議院においても十分な審議がなされ、26年度予算(の意義・中身)がきちんと国民のみなさんに伝わるよう努めていきたい」と語った。

 また、石破幹事長は今後の審議の中で葉、特に「経済関係法案の実現(成立)をめざしていきたい。消費税引き上げを踏まえて、景気の好循環ができるよう取り組んでいきたい。与党としては予算の年度内成立で切れ目のない予算執行をしていくということ」とした。

 石破幹事長は「その他の法案も着実に成立を図る」と巨大与党を背景に、法案成立を着実に図る考えを示した。

 公明党の井上義久幹事長も「年度内成立が確実になったことの意義は大きい」と明るい表情で語った。井上幹事長は「震災復興の加速、経済の好循環に向けた経済政策が十分に盛り込まれている。社会保障制度改革に向けたスタートを切る本格的な予算でもある」と意義を語った。そして「予算成立の場合には着実な執行を政府にやって頂きたい」と適切・迅速な予算執行を政府に求めた。(編集担当:森高龍二)