領土問題で常設の司令塔機関設置を提案

2012年08月27日 11:00

 公明党の漆原良夫国会対策委員長は竹島問題や尖閣諸島の問題などに対する政府の対応について26日のNHK日曜討論で「こういう問題には冷静かつ毅然とした対応をとるというのは鉄則」としたうえで「外務省、法務省、海上保安庁など集まるが、司令塔がいない。政府も関係閣僚会議を開くが、その都度、その都度につくっている」と指摘。

 そのうえで「常設の司令塔機関を設置し、絶えず研究し、対応していくことが必要だ」と常設の司令塔機関の必要性を提起した。

 また「尖閣諸島、竹島は日本固有の領土だと政府はいうが、なぜ日本の領土なのかということを歴史的にも、国際法上も国民にもわかるように、世界にも発信していくべき」と語った。(編集担当:森高龍二)