石破茂元防衛大臣(自民党安全保障調査会長)は自身のブログで、北方領土や竹島、尖閣諸島をめぐる一連の問題をとりあげ「領土問題について、国民に対し正しい認識を問いかけることを怠ってきた我々自民党の責任は免れることができない」と長期にわたって政権を担ってきた党としての対応にも問題があったと反省を綴った。
石破氏は「竹島は日本固有の領土であると教科書に記述するだけでは全く不十分」とし「(竹島について)国際法的・歴史的に何故そうなのかを韓国の主張と比較する形で記述すべきで、それこそが教育」と論理的、客観的な事実の下に日本の領土について教えるべきとしたほか「北方領土についても同様で、領土問題は存在していないにしても尖閣諸島についてもそうでしょう」と日本の領土に対する教育のあり方について提起した。(編集担当:森高龍二)