民主立て直しに党外からの意見必要と菅元総理

2012年12月19日 19:41

 菅直人元総理は壊滅的打撃を受けた民主党の立て直しには「党内だけでなく、党外からの建設的意見が必要だ」と外部からの提言を得ることも必要との考えを19日、示した。

 また、今回の敗因について「基本的に民主党の一人負け」との受け止めを示し、「政策上の問題も大きいが、それ以上に離党者続出など政党運営上の問題が重なって信頼を失った。政権党は決定権限を持っているだけに、批判にさらされるが、それに耐えうる政策理念が必要」ということも強調する。

 田中眞紀子文部科学大臣は今回の解散については「近いうちににこだわり過ぎた。野田総理の自爆テロ解散だった」とし、今回の惨敗を「予知していた」と語り、この時期での解散については総理の判断が誤っていたとの認識を示した。もっと、先延ばしし、政策の結果が出てくる時期の解散で良かったとした。(編集担当:森高龍二)