二輪車排出ガス低減へ OBD装備義務付けも

2012年08月15日 11:00

 環境省は中央環境審議会による自動車排出ガス低減対策の第11次答申を受け、規制強化のための手続きに着手した。

 二輪車の排出ガス低減対策では排気管排出ガス許容限度目標値を現行規制より3割から6割低減するとともに、排出ガス試験サイクルを世界統一試験サイクル(WMTC)に変更する。

 また、駐車時に燃料タンクから排出される燃料蒸発ガスへの規制を導入し、排出ガス低減装置の機能不良を監視する車載式故障診断(OBD)システムの装備を義務付けすることを平成28年末までに開始する方針。(編集担当:森高龍二)