安倍総理は12日開いた第5回国家戦略特別区域諮問会議で「目に見える形で改革が動き出すことが重要」とし、スピード感をもって対応するよう求めた。
安倍総理は「時間をかけて満点を目指すのではなく、スピーディーに実現可能な最大限の規制改革事項をまとめ実行に移したいと思う」とした。そして「来月の成長戦略の改訂に向け、いくつかの地域で第一弾の事業計画を示してもらいたいと思う」と早期の対応を要請した。
また、安倍総理は国家戦略特区の現場の具体的な事業ニーズに応じて進化し続けることが大事とし、「指定された地域でも、まだまだ抵抗や反発があると伺っているが、恐れることなく、真の事業ニーズを踏まえて、追加メニューを出し続けることで、岩盤を打ち破ることができると思う」と成長戦略を推進するため、抵抗や反発にめげずに改革を続けることの重要性を強調した。(編集担当:森高龍二)