私自身が固い岩盤を砕くドリルの刃になる 総理

2014年04月18日 08:28

 安倍総理は規制の壁の打破へ「私自身が固い岩盤を砕くドリルの刃になる」と強い意欲をさきのジャパンサミット2014での基調講演でもアピールしていたことが首相官邸HPの基調講演全内容の報告(17日アップ)の中で示された。

 それによると、安倍総理は基調講演で「日本はアジア近隣諸国、東南アジアからインドに及ぶ世界の成長センターに隣接しており、成長途上のベトナム、あるいはインドで日本の直接投資が増えているので、必ず、日本の工作機械や資本財に対する需要を旺盛に生み出すこととなり、今後、長い間、押し上げ続けるに違いない」と経済市場の広がりが長期的に期待できるとの考えを示した。

 そのうえで「だからこそ、日本は経済をもっと開放し、外の活力、外国の知恵や人材、資本を積極的に取り入れる国にならなければならない」とし「伸びるアジアの活力をそのまま取り込んで、成長できる国にならなければならない」と持論を展開。

 そして「東京圏、関西圏、沖縄県、新潟市、兵庫県養父市、福岡市の6つを国家戦略特区として近々決定する」とし「医療、教育、農業、雇用慣行。(時代の要請に合うよう)特区は改革のメスを入れる。私自身が固い岩盤を砕くドリルの刃になる」などとアピールしていた。(編集担当:森高龍二)