訪日外国人が旅行中に使う金額は11万3693円と前年同期に比べ2572円、率にして2.3%増加し、2年前の同期に比べると9690円、率にして9.3%の増加になったことが観光庁の訪日外国人消費動向調査で分かった。
観光庁によると4月から6月期の調査の結果、訪日外国人全体の消費額は推計で2430億円と、昨年のこの時期には東日本大震災の影響で訪日外国人が激減していたため、前年同期(1207億円)に比べ、今期は2.01倍になった。2年前の同期(2274億円)に比べても156億円、率にして6.8%増えていた。
国別では中国が692億円で全体の28.5%を占めた。次いで台湾(323億円)、韓国(272億円)、米国(265億円)、香港(128億円)と続き、この5カ国で69.1%を占めていた。
また訪日外国人の91.3%が満足し、93.7%が再び訪ねたいと答えていた。(編集担当:森高龍二)