福田衣里子前衆議院議員が近況報告

2012年12月22日 22:04

 福田衣里子前衆議院議員が22日夜、メール会員に近況報告した。宿舎引越し作業を終えて、東京から大阪に向かう新幹線の中で綴ったもので、選挙については「競争より共生を願う国民の方々が存在し、その方々の受け皿となる、解散当時にはなかった選択肢を誰かが作らなければならないと考えていたことから、受け皿作りをするという意味を持つものだった」と自身にとっての思いを伝えた。

 福田前衆議院議員は、そのうえで「選挙区すらギリギリまで決まらず、受け皿となる日本未来の党ができることになった時点で、私自身は出馬しない方向で検討していたが、嘉田代表はじめ、たくさんの方々にお声かけいただいたこともあって、最終的に当選は難しいであろうことは納得した上で、嘉田代表のもと、党の掲げる想いを国民の皆様に知ってもらうことを主目的に出馬することにしました」といい、「私は今回の結果には一切悔いはありません」と綴っている。

 福田前衆議院議員は「2009年に国会へ送っていただいて以降、肝炎対策基本法から始まり、B型肝炎救済法やカネミ油症救済法の成立、薬事法改正の議論、震災や原発対応、社会保障問題、動物愛護問題など、厚生労働分野を中心に様々な日本の問題について議論し、可能な限り結果を出すよう努めさせていただいた前任期期間でした」とし「私自身がかつての政治から軽んじられた命でしたので、私は政治の側の人間として、絶対に国民の命を軽んじることはしないと心に決め、戦い続けた3年3ヶ月でもありました。政治の力が一部の人間の利益のために使われるのではなく、誰もが希望の持てる未来を作っていくものとなるよう心から願い続けるとともに、私もこれから自分の出来る事を考えていきたいと思います」と経験を活かし、新たな歩みをすすめることを約束している。(編集担当:森高龍二)