松島みどり法務大臣が地元の祭りなどで「討議資料」として『自分の名前と肩書入り団扇(うちわ)を配布していた』問題で、松島法務大臣は、討議資料は自らの指示で製作し、自らも配布していたと8日の参院予算委員会で明らかにした。
また、この討議資料は初めて作ったものではないとした。法務大臣就任後も法務大臣の肩書入りの討議資料(団扇)を製作していた。
この討議資料の配布行為が「有価物配布」として、選挙区内での有権者への寄付を禁じた公職選挙法第199条の2に抵触するとして告発された場合、松島法務大臣は当然、捜査に応じる考えを示したほか、コメントを含め関与することはないとしたうえで、「こうした公選法違反の疑念を招かないよう、今後、同じような討議資料を配布することは取りやめようと思っている」と答えた。
みんなの党の水野賢一幹事長の質問に答えた。また水野幹事長から大臣としての進退について聞かれ「安倍政権の法務大臣としてしっかりつとめて参りたい」と答え、大臣職を辞する考えのないことを明確にした。(編集担当:森高龍二)