臨時国会が26日召集され、午後開かれた衆議院本会議で、衆議院議長には自民党の伊吹文明元文部科学大臣(74歳)、副議長には民主党の赤松広隆元農林水産大臣(64歳)が選出された。
伊吹議長は「職務の重さを十分に認識し、衆議院の円満、公正な運営につとめ、国民の信頼に応えるべく努力するので、協力をお願いしたい」とした。
また「国会と内閣との間には党派、会派をこえ、良い意味でのある種の緊張感が必要である」とし「国会は主権者たる国民のため、良識ある判断を示さねばならない。同僚のみなさま(国会議員)は憲法上の職務をわきまえ、国民の負託を受けているという議員としての謙虚さを持ち、品性を大切に協力をお願いしたい」とあいさつした。
赤松副議長は「公正を旨として、誠心誠意、職にあたる」と語った。(編集担当:森高龍二)