日本はパキスタンと共にある 安倍総理が首相へ

2014年12月18日 08:30

 安倍晋三総理はペシャワールで発生したテロに対し、シャリフ・パキスタン首相あてに「我が国は、この困難な時にパキスタンと共にある。国際社会と一致協力して、テロに立ち向かうパキスタン政府とパキスタン国民を支援していく」とのメッセージを送った。

 安倍総理はメッセージの中で「学校で学ぶ多数の子供達と先生の命を奪った卑劣なテロは、いかなる理由でも断じて許されない。我が国は衝撃的なテロを最も強い言葉で非難する」と表現した。

 また、テロによる死者の遺族や負傷者に対し「日本国政府及び日本国民を代表し、衷心より、亡くなられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族に哀悼の意を表すると共に、負傷者の方々に心からのお見舞いを申し上げる」と伝えた。

 外務省によると、テロは日本時間で16日午後2時半ころ、パキスタン北西部のペシャワール市中心部の「陸軍パブリック・スクール」に複数の武装集団が侵入し、銃撃を開始したという。この襲撃により少なくとも子供84人を含む132人が死亡し、245人が負傷した模様としている。また報道によると軍は武装集団全員(6名)を殺害したとされるとしている。(編集担当:森高龍二)