社会民主党の又市征治幹事長は政治献金をめぐり西川公也農林水産大臣が辞職したことについて「当然」との談話を発表した。そのうえで「政治とカネについては多くの問題が繰り返されてきた。政党に対する企業・団体献金の禁止に踏み切るよう求める」と踏み込んで、政党に対する企業・団体献金の禁止を提起した。
又市幹事長は「西川氏が農協改革やＴＰＰ問題を担当する大臣にふさわしくなかったことは明白」としたうえで「大臣の職を辞すればよいというものではない。今回発覚した補助金交付企業からの献金や利害関係のある業界からの献金など、一連の献金については政治資金規正法違反やあっせん利得処罰法違反の疑いが取りざたされている」ことから「政治家の説明責任として、国民にしっかり謝罪・説明を行い、疑惑に真摯に答えるべき」と説明責任を果たすよう求めている。
また、又市幹事長は「法律違反が明らかになった場合は、当然、議員辞職すべき」とも指摘した。（編集担当：森高龍二）
