7割の人が「お酒を飲むのが好き」 よく飲むお酒は「ビール類」が最多

2015年09月05日 19:57

 ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス「myアンケートASP」を利用し、「モラタメ.net」会員のうち20歳以上69歳以下の男女を対象に「お酒」に関するWEBアンケートを実施した。調査期間は2015年6月29日~6月30日。有効回答は1,182人から得た。

 まず、お酒を飲むのが好きか聞いたところ、「とても好き(29.2%)」、「好き(41.5%)」と回答し、約7割の人が好きだと回答した。2013年12月に和食が「ユネスコ無形文化遺産」に登録され、海外からSAKEが人気を集めた。そのことが追い風になったのか、雑誌でも日本酒などの特集が取り上げられ、お酒の美味しさを知り、「飲むことが(とても)好き」になった人も、少なからず増えたのではないかと分析している。

 また、普段お酒を飲む頻度について聞いたところ、「ほとんど毎日(28.3%)」が最多となった。男女別でみた場合も1位は同じで、男性は35.3%、女性は19.0%が「ほとんど毎日」と回答した。2位以下の項目については男女で差がみられ、男性は「週に4~5日(17.9%)」が2位、「週に2~3日(16.5%)」が3位となっており、週2~3日以上と習慣的にお酒を飲む人が約7割を占めた。一方女性は、「月に1日以下(18.2%)」が2位、「週に2~3日(17.3%)」が3位という結果となり、「お酒は飲まない・飲めない(15.7%)」の回答割合も男性に比べ高く、飲酒頻度については、男女でばらつきがみられた。

 そして、普段、どんなお酒を飲むかについて聞いたところ、1位「ビール類(78.7%)」、2位「ワイン・スパークリングワイン(47.9%)」、3位「サワー・チューハイ類(47.2%)」となった。男女間で顕著な差が見られたのは「焼酎」で、男性が50.7%に対し、女性は16.5%と34.2ポイントもの開きがあった。逆に、「カクテル・リキュール類」は女性の人気が高く、女性は38.8%に対し、男性は17.9%と20.9ポイントの差がみられた。また、「梅酒」についても同程度の差が見られた。女性は少し甘めのお酒や果実味のあるものが「飲みやすい」と感じ、普段飲むお酒として好まれているのかもしれないとしている。

 最後に、自分にとってのお酒の「長所」と「短所」を聞いた。長所は、風景やその場を楽しむことができる(48歳・男性)/人間関係の潤滑油、ストレス発散(33歳・女性)/一日の疲れを癒し、気持ちと身体を回復してくれる(男性・55歳)/onとoffの切り替え(43歳・男性)/のど越しがいい。おかずがさらにおいしく感じる(44歳・女性)。

 短所は、飲み過ぎると気分が悪くなる(49歳・男性)/外で飲むとお金がかかる(54歳・男性)/飲んだあと家の用事をしたくなくなる(54歳・女性)/育児をする(寝かしつけやお風呂など)時はさしつかえるから飲めない(34歳・女性)/ツマミやカロリー摂取で太る(39歳・男性)。

 本格的な暑さの到来とともに各地でビアガーデンなども始まっており、お酒がすすみ、より美味しく感じる時期だ。お酒を飲む際は楽しく、飲んでも飲まれないようにしたいものだ。(編集担当:慶尾六郎)