民主党の岡田克也代表、枝野幸男幹事長、生活の党の小沢一郎代表、玉城デニー幹事長の4者による会談が19日行われ、来年夏の参議院議員選挙での協力を確認した。
岡田代表は通常国会での安全保障法制などの問題で野党各党がしっかり協力できたことについて謝意を表明し、来夏の参院選挙を見据えて野党が勝利していくためには各党が特に1人区で協力していくことが必要とし、認識を共有した。
小沢代表は民主党から、しっかりと野党各党に呼びかけてもらいたいと野党第1党の民主党の役割が特に重要だと、選挙協力で実効をあげることができるよう要請した。
玉城幹事長は、さきの安保法制に反対した各種団体と5野党の代表者との意見交換で「オール沖縄で選挙戦を戦った結果、沖縄の4選挙区から出た非自民候補は全員当選し、自民党議員は全員が小選挙区で負けた」実績を例に、小選挙区で、自公候補と一騎打ちになる構図ができれば、勝てるとの考えを強調していた。野党がどこまで候補の絞り込みなどで選挙協力を成功させることができるかがカギになっている。(編集担当:森高龍二)