ニキビ治療薬の新たなＣＭキャラクターとして、川澄奈穂美選手を起用したのがロート製薬。
プレーはもちろんキュートなルックスでもファンを魅了するＩＮＡＣ神戸レオネッサ、川澄奈穂美選手。彼女が昨年９月、アジア最終予選が開催された中国遠征から帰国後、取材陣から「今一番何がしたいですか？」との問いかけに対し「ニキビケアがしたいです」と答えていたことは記憶に新しい。
アスリートでありながら、「おしゃれ番長」というニックネームも持つ川澄選手だが、女子サッカー人気が不動のものとなりつつ今、メディアでの露出はさらに増え続けると考えられる。上記の回答から、これまで以上に、肌コンディションが気になっていたのは間違いないだろう。
このような記者会見での応対を素早くキャッチし、ニキビ治療薬の新たなＣＭキャラクターとして、川澄奈穂美選手を起用したのがロート製薬である。同社はニキビ治療薬の研究に置いて、２０年以上の歴史があるという。
スキンケア商品は男女ともに、１年を通して売れ筋の商品ではあるが、やはり、女性の購買比率は年齢問わず高い。サッカーの練習に明け暮れる毎日で、これまで入念な手入れはしてこなかったという川澄選手だが、「長年ニキビには悩んできた」という。海外に遠征する機会も多く、そうした環境の変化もニキビの要因となっていたのだろう。
同社では、ＣＭ起用前にニキビ治療薬『アクネロジー』を実際に本人に使用してもらっている。今年２月には川澄選手自身のブログでも「三日坊主にならないように」と本格的なニキビケアに取り組む意欲を示し、ファンの間で話題となっていた。自身に使用感を確かめてもらった上で「肌に起こっている”変化”を実感し、とても満足している」という今回の「インタビュー形式」のような内容のコマーシャルとなったようだ。
サッカーのテクニックでは男子に勝るとも劣らないと言える川澄選手も、やはり女子。一般的に女子と言えば、朝の肌コンディション１つでその日の気分が左右される生き物だから、川澄選手も例外だとは言いがたい。となれば今回、心身に加えて肌コンディションも最良の状態で臨む川澄選手、７月からの試合でもきっと活躍してくれるにちがいない。
