メルセデス・ベンツ日本、シティ・コンパクト「スマート fortwo」と「スマート forfour」を発表

2015年11月04日 07:46

画・メルセデス・ベンツ日本、シティ・コンパクト「smart fortwo」と「smart forfour」を発表

メルセデス・ベンツ日本はメルセデスのシティ・コンパクト「スマート fortwo」「スマート forfour」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ注文受付を開始した。

 メルセデス・ベンツ日本はメルセデスのシティ・コンパクト「スマート fortwo」「スマート forfour」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ注文受付を開始した。

 スマートは、最小限のボディサイズに最大限の利便性、快適性、安全性、環境適合性を凝縮したマイクロコンパクトカーとして1998年にデビューし、全世界累計販売台数150万台以上を記録、日本でも累計販売台数は3万台を超えている。

 新型スマートは、4人乗り仕様の「スマート forfour」をラインアップに加えたのが大きなトピックだろう。また、2人乗り仕様の「スマート fortwo」は限定モデルとして年数回展開していくとしている。第一弾として新型スマートの登場を記念した特別仕様車「スマート fortwo edition1」を全国440台限定で導入する。

 新型スマートのエクステリアデザインは、ほぼ、キープコンセプトだ。全体のシルエットは、先代のワンボックスから、ボンネットの位置を高くした「1.5ボックス」に変更となっている。また、リアにエンジンを搭載し後輪駆動とするRRレイアウトと組み合わせることで、コンパクトなボディに驚くほどのスペースユーティリティを実現している。

 タイヤは先代同様前後異なるサイズを採用しており、フロントタイヤ幅がリアタイヤより細く外輪の切れ角が大きいことが、最小回転半径を小さくすることに貢献している。ロードホールディングの限界に達するとABS、ASR、ESPRがただちに介入し、安全性を確保する。

 インテリアは、シートにはヘッドレスト一体型のスポーティなタイプを、ダッシュボードとドアパネルにはメッシュファブリック素材を採用している。「Loop(ループ)」と名付けられたエモーショナルな楕円形の曲線は、ダッシュボードやドアなどを飾るインテリアモチーフとなっている。

 インストゥルメントクラスターと、Bluetooth/USBインターフェース付AM/FMラジオは、ダッシュボードの手前に浮かんでいるように見えるデザインだ。スピーカーやツイーターには、フロントグリル同様のハニカムパターンが踏襲されている。

 エンジンは、可変スワールコントロール、吸気バルブ可変コントロールなどを採用した新開発1.0リッター直列3気筒自然吸気エンジンを搭載しています。最高出力71PS、最大トルク91Nmを発揮し、通常走行で使用する低回転域から豊かなトルクを発生する。

 また、信号待ちなど車両が停止している際にアイドリングストップを行う「ECOスタートストップ機能」も装備している。(編集担当:久保田雄城)