党大会での採択に向け綱領議論スタート 民主

2013年01月23日 21:07

  民主党は党の綱領検討委員会の総会を23日開いた。2月24日の党大会での採択に向け、全党的な議論の一歩を踏み出した。

  党綱領委員会委員長でもある細野豪志幹事長は「綱領の議論を民主党がもう一度ひとつになるきっかけにしていきたい」との考えも示した。

  総会では党綱領のたたき台の中身について小川淳也事務局長が説明。今後、週に1、2回のペースで全議員対象の委員会総会を開くとともに、都道府県連でも議論を重ねていく。

 示された綱領のたたき台は前文で「政権交代の成功と挫折を経験した今、原点を問い直し、進化を遂げ、国民政党として再生する」とし、生活者、納税者、消費者、働く者、古い政治を変える意欲を持つ改革者の集まりであるとの党の立ち位置を示したうえで、共生社会、正義と公正、幸福のための成長、安全保障と国際貢献、政治姿勢の分野のそれぞれの目標を示した。(編集担当:森高龍二)