「新型ルーテシア・インテンス」のフロントシートは、両サイドにインテリアカラーに対応したカラーラインが入るデザインへと変更され、ダッシュボード、ドアインナーパネルのカラーと調和した一体感のあるインテリアデザインとなった。ステアリングホイールは、GTと同形状に換装した
ルノー・ジャポンは、同社の最量販車種であるルーテシアの量販グレード、インテンスとゼンのマイナーチェンジを発表した。同モデルは、発表当日の2月25日から全国のルノー正規ディーラーで販売する。
ルノー・ルーテシアは、ルノーの新しいデザイン戦略「サイクル・オブ・ライフ」の最初のステージに沿ったモデルで、「LOVE」をテーマとする情熱的なデザインが特徴だ。
新型ルノー・ルーテシアのふたつのグレード「インテンス」「ゼン(1.2リッター)」は、エンジン、トランスミッション、インテリアデザイン(インテンスのみ)に変更を受けた。 エンジンは、トルク特性が向上し、出力&トルクが従来の118ps/190Nmが120ps/200Nmにアップした。トランスミッションのギア比も変更されたことで、街中からロングドライブまで、より運転しやすい特性を獲得した。また、ストップ&スタート機能(アイドリングストップ機構)を新たに搭載し、燃費性能が向上した。
大きく変わったのは、インテンスのインテリアデザインだ。フロントシートは、両サイドにインテリアカラーに対応したカラーラインが入るデザインへと変更され、ダッシュボード、ドアインナーパネルのカラーと調和した、一体感のあるインテリアデザインとなった(インテンスのみ)。ステアリングホイールは、GTと同形状の、スポーティなデザインへと変更されました(インテンスのみ)。
オーディオ等を操作するセンターコンソールパネルに、ドライビング「Eco2機能」が追加されました。ドライビング「Eco2機能」は、走行レポート、 Ecoスコアリング、Ecoコーチングの3機能により、環境にやさしい運転をサポートするという。新型の価格は、インテンス239.9万円、ゼン219.9万円だ。
同時に、パリのモード界を象徴するクチュール(仏語で“高級仕立て”)の縫製をイメージしたデザインを採用した。あたかもクチュリエ(オートクチュールドレスをつくる縫い子)たちが手縫いする洋服を思わせるエレガントで洗練された雰囲気を感じさせるインテリアの限定車ルノー・ルーテシア・アイコニックを、2月25日から、30台限定で販売する。
このルノー・ルーテシア・アイコニックは、ルーテシア・インテンスをベースに、パリのモードをアイコンとして取り入れた特別な限定モデルだ。 ルーフとドアミラーには、パリのモードを象徴するクチュールの縫製をイメージしたデザインのデカールが配される。
また、現行モデルのルーテシアとして初採用となるシートヒーター付専用レザーシートと専用デザインのエアコンベゼル、ドアトリムフィニッシャーが採用され、洗練されたインテリアとなった。また、レザーシートに施された白のステッチが、ルーフとドアミラーのデザイン同様、クチュールのエレガントさを感じさせる。加えて、専用のICONIC(アイコニック)エンブレム、「RENAULT」ロゴ入りキッキングプレート、ボディ同色サイドプロテクションモールを装備する。限定車「アイコニック」の価格は244.0万円。(編集担当:吉田恒)