パリの街並みをイメージしたボディカラーで限定発売となるルノー・キャプチャー・アニヴェルセル。ルージュフラムメタリックのボディカラーとノワールエトワールのルーフカラーの組み合わせは、オペラ座やギャラリーラファイエットなどが集まる、華やかな雰囲気のパリ市9区をイメージしている
2015年、ルノー・ジャポンは初めて暦年新車販売で5082台(速報値)を達成した。2016年、同社は昨年に引き続いては限定車の連続リリースで攻勢をかけるもよう。
本年第一弾は、2011年春に開催されたジュネーブモーターショーでコンセプトが発表された「ルノー・キャプチャー」。ルノー・ルーテシアをベースにしたコンパクトクロスオーバーSUVである限定車だ。2013年の東京モーターショーで市販車が日本初披露となり、そのまま発売となったモデルである。激戦となっている欧州のBセグメントSUVとして、フランス国内ではSUVのトップランナーとなっているモデルだ。大きな特徴は、ルーテシア譲りの個性が際立つエクステリアデザインにある。2トーンのボディカラーや、上級グレードのインテンスには、個性的なインテリアなどを装備するなどユニークなモデルとなっている。
そのルノー・キャプチャーの発売2周年を記念し、パリの街の雰囲気をイメージした2色のボディカラーを纏った“記念日”という名の限定車「ルノー・キャプチャー・アニヴェルセル」を、1月7日から、全国のルノー正規販売店で、限定200台販売する。ベースモデルは、上級グレードのインテンスだ。価格は269.2万円。
ルノー・キャプチャーは、「Explore(冒険の旅に出る)」をテーマとするコンパクトクロスオーバーで、流れるようなボディラインが作る力強くエレガントなシルエット、2リッターエンジンに匹敵するパワー&トルクを発揮する1.2リッター直噴ターボエンジンに、パワーをスムーズかつ効率良く路面に伝える2ペダルレイアウトの6速エフィシエント・デュアルクラッチを組み合わせたモデル。
今回の限定車「ルノー・キャプチャー・アニヴェルセル」は、パリの街の雰囲気をイメージした2色のボディカラーがラインアップ。ルージュフラムメタリックのボディカラーとノワールエトワールのルーフカラーの組み合わせは、オペラ座などの劇場やギャラリーラファイエットなどの高級百貨店が集まる、華やかな雰囲気のパリ市9区をイメージしている。ベージュサンドレメタリックのボディカラーにイヴォワールまたはノワール エトワールのルーフの組み合わせは、高級住宅街で洗練さと気品が漂う16区をイメージしたという。
また、特別装備としてパイオニア製大画面8インチディスプレーSDナビゲーションシステム、ロザンジュステアリング(ベージュサンドレMのみ)、ロザンジュファブリックシート(ベージュサンドレMのみ)、字光式キッキングプレートなど。
諸元表の基本をお復習いすると、ボディサイズは全長×全幅×全高4125×1780×1585mm、ホイールベース2605mm。車重は軽く1270kg。1.2リッターターボエンジンの最高出力は120ps(88kW)/4900rpm、最大トルク19.4kg.m(190Nm)/2000rpmとなっている。装着タイヤは205/55R17+6.5J×17インチアルミを組み合わせる。(編集担当:吉田恒)