小宮山洋子厚生労働大臣は社会保障と税の一体改革に関する衆議院の特別委員会で23日、「親の働き方がどうであれ、すべての就学前の児童が質の良い保育、質の良い教育を受けられるようにする。そのような大改革をしたい」と子ども・子育て支援体制の整備に意欲を示した。
小宮山厚生労働大臣は保育園でも教育をしており、幼稚園でも預かり保育が75%でなされているとして、「(現場は)一緒になってきている」との認識を示したうえで「大人の都合で(行政上)バラバラになっている」状況を解消するため、子どもの視点で改革をしたいと強調した。
小宮山厚生労働大臣は「子どもの視点で、財源と所管を一元化したい」とした。(編集担当:森高龍二)