公示で官房長官が談話 政治の方向決める選挙

2012年12月05日 11:00

 藤村修官房長官は衆議院議員選挙の公示(16日投開票)に伴い、4日、官房長官談話を発表した。

 藤村官房長官は「政府は我が国、議会制民主政治の健全な発展のため、今回の総選挙が終始公正かつ円滑に行われることを強く期待する」とした。

 そのうえで有権者に対し「総選挙によって示される国民の意思が今後の政治の方向を決めるものであることを深く認識され、選挙権を行使されるよう希望いたします」と選挙権の行使とともに、政治の方向を決める重要な一票であることを強調した。

 また、藤村官房長官は「公務員は全体の奉仕者として法の定めるところを遵守し、特定の政党又は特定の候補者を支持し、あるいはこれに反対するなどの目的を持って政治的な行為を行うことのないよう、厳に留意してください」と公務員としての立場を踏まえた対応をするよう促した。(編集担当:森高龍二)