水道は数日中に熊本市全域で復旧の予定 菅長官

2016年04月19日 07:42

 菅義偉官房長官は18日夕の会見で熊本地震について「余震があり、引き続き警戒が必要。これまでの地震回数は15時現在で震度1以上が540回」と語った。

 また被害状況では「死者数42名、熊本県を中心に重傷者212名、軽傷者889名を把握している」とした。菅官房長官は「引き続き、消防、警察、自衛隊によって、被害が集中している南阿蘇村を中心に、捜索・救助活動に当たっている」と述べた。

 ライフラインの状況では「約2万6千戸で停電、ガスは約10万5千戸で供給停止、水道は約15万8千戸で断水になっておる。水道については熊本市全域においては数日中に復旧される予定」と見通しを語った。

 菅官房長官は原発について「原子力規制庁から引き続き異常はないとの報告を受けている」とした。菅官房長官は「被災者の生活支援を迅速かつ強力に進めるため、被災者生活支援チームを中心に生活支援を迅速かつ強力に進めていきたい」と強調した。(編集担当:森高龍二)