パナソニックが、「軽量・長時間・頑丈・高性能」を進化させたモバイルノートパソコン「Let’snote」の2012年夏モデル・2シリーズを5月18日より発売すると発表。15.6型フルHD液晶搭載の軽量・大画面モバイル「CF-B11」は、最新の第3世代のクアッドコア インテル Coreプロセッサーを搭載し、さらに高性能化。また、10.1型のコンパクトなジャケットスタイルPC「CF-J10」は、CPUやHDD容量をアップし、性能アップを図っている。
B11シリーズからは、15.6型フルHD搭載で軽量&長時間駆動を実現した新モデルを発表。第3世代の標準電圧版クアッドコア インテル Core i7 プロセッサーを新たに搭載し、また、USB3.0ポートを2ポート、USB2.0ポートを1ポート搭載し、PCの電源オフ時にもUSB3.0ポートからスマートフォンへ高速給電可能だという。さらに、本体バッテリーに1時間で約80%の充電が可能な急速充電に対応している。
J10シリーズからはハイパフォーマンスモデルとスタンダードモデルを発表。ハイパフォーマンスモデルにはインテル Core i5-2450Mプロセッサー2.50GHzが搭載されており、スタンダードモデルではハードディスク容量がアップし、320GBとなっている。また、機能性と機動力を兼ね備えるスタイリッシュな「ジャケット」が付属している。
MM総研によると、2011年の国内パソコンの個人向け市場は前年比3.6%増の772.7万台と、4年連続で過去最高の出荷台数を記録。売れ筋商品の価格帯が低下し、また、家電や内食などの内向きの消費が増加したことが影響しいているという。一方で2012年は、タブレット端末の普及が、パソコン市場にどのような影響を与えていくのか、2012年後半にはマイクロソフトの新OS・Windows8が登場予定であるというが、市場にどう影響するのか、といった注目要素が多く見られる。堅調と言えるこの市場に変化が見られる一年となるのかもしれない。