日本共産党の志位和夫委員長は夏の参院選挙で32ある1人区のうち、これまでに26の1人区で野党共闘が実現したとするとともに「あと6つ。私は『参院1人区では共産党はかなりの人をおろすことになる』と表明し、その通りの行動をしてきた」と発信した。
そのうえで「野党共闘が最大の力を発揮するために、共産が統一候補になる県が1つでも生まれることが最も望ましい」との考えを示し「その努力をしていきたい」としている。
これは衆院選も視野に選挙協力を進めるうえで、32の内の1つは共産党の候補が統一候補になることが相互信頼を強化するうえで望ましいとの考えを示したもの。小池晃書記局長も同様の考えを示している。そのうえで、小池書記局長は香川選挙区(1人区)での同党新人を野党統一候補にするよう民進党に要請する意向を示している。(編集担当:森高龍二)