住民基本台帳に基づく総務省のまとめで日本人住民の人口が平成21年をピークに7年連続減少していることが分かった。今年1月1日現在での日本人住民人口は1億2589万1742人で、27年1月1日に比べ27万1834人、率にして0.22%減少した。
日本人住民の減少幅は過去最大になった。一方、外国人住民の人口は217万4469人と前年同月より11万1562人、率にして5.41%増えた。この結果、日本の人口は1億2806万6211人となり、前年同月比で16万272人、率にして0.12%の減少となった。
特に日本人住民の出生者数から死亡者数を差し引いた「自然増」の減数は28万6098人になった。これは自然減少数が9年連続拡大しているうえ、調査開始(昭和54年度)以降最大の減少数。
人口が最も多いのは東京都の1341万5349人(このうち外国人住民は44万9042人)だった。前年より人口は8万6164人増えていた。
100人以上の都市は横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市、神戸市、福岡市、川崎市、京都市、さいたま市、広島市、仙台市の11市だった。一方、外国人住民が10万人を超える市は大阪市のみだった。(編集担当:森高龍二)