安倍晋三総理は第3次安倍第2次改造内閣を発足させた3日、記者会見し「連立与党は参議院において戦後最も安定した政治基盤を獲得した。選挙で約束した政策を丁寧、かつ一層のスピード感をもって実践し、しっかり結果を出していきたい」と語った。
安倍総理は、特に「経済」を最優先に「事業規模28兆円を上回る力強い経済対策を決定した。未来への投資を大胆に行う補正予算を秋の臨時国会に提出する」と述べた。
また、内閣の顔ぶれについて「党内きっての政策通、重厚な経済閣僚をそろえた」とし「成長戦略を一気に加速していく」とした。
総理は「戦後最大のGDP600兆円。希望出生率1.8、介護離職ゼロ。この3つの的に向かって、一億総活躍の旗を一層高く掲げ、未来への挑戦を続けていく」と語った。
総理は「石井啓一国交大臣に外国人観光客4000万人時代を見据え、地方創生回廊の整備などに取り組んで頂く」とし「観光、農業、地方には成長のチャンスがあふれている。成長の主役は地方。地方創生大臣には野党時代からアベノミクスをともに練り上げてきた山本幸三さんにお願いした。高市早苗総務大臣と力を合わせ、活力あふれる地方の未来を描いてほしい」とも期待を示した。(編集担当:森高龍二)