日本経済団体連合会の榊原定征会長は3日、第3次安倍第2次改造内閣の顔ぶれについて「主要閣僚が留任するとともに、新たに政策通の人材が加わった。党執行部も重厚な布陣で、アベノミクスを更に加速させていくのに相応しい、強力な体制と思う」と評価するコメントを発表した。
榊原会長は「安倍政権は先の参院選挙を通じ、極めて強固な政権基盤を確立した。安倍政権は先進民主主義国の中でも最も安定した政権の一つといえる。わが国経済の再生、世界経済の持続的成長に向けて、グローバルなリーダーシップを発揮することが期待される」と期待した。
また「目下のわが国経済の最重要課題は景気回復の速度を上げ、デフレ脱却と経済再生を確実に実現し、GDP600兆円経済への確固たる道筋をつけること。新内閣には引き続き、経済最優先で、山積する重要政策の推進に取り組んでいただきたい。経済界としても、安倍政権の政策遂行に全面的に協力する」とした。(編集担当:森高龍二)