丸川珠代五輪担当大臣は3日の大臣就任記者会見で、東京オリンピック・パラリンピックの成功の条件について「日本全体が参加をしたという実感を持って頂けるような大会にすること」を第1にあげた。
また「安全・安心は当然のこと。また東日本大震災からの復興を成し遂げた被災地の姿を見て頂く事は大変重要だと思っている。環境大臣として福島の皆さんのご苦労を近くで見てきたので、大会成功のひとつの要素に入れ、しっかり取り組んでいきたい」とした。
丸川大臣は「パラリンピックの競技大会を通じて、わたしたちの心のバリアフリーを実現させたい」と強調した。
またリオ五輪出席への狙いについてで「(開催する側に)おそらく課題があると思う。その課題をどう解決しているのかを含めて、我々ならどう対応するかということをみるために行きたい。またオリンピック・パラリンピックへの機運を盛り上げていくにはどうしていけばいいのかということも学んできたい」とした。(編集担当:森高龍二)