今後の東京を誰に託すかの選択の結果と菅長官

2016年08月01日 13:02

 菅義偉官房長官は1日の会見で、都知事選で自民・公明・こころが推薦した増田寛也候補に、無所属で戦った小池百合子候補が111万票の大差をつけて当選したことについての受け止めを記者団に聞かれ「自公推薦候補が敗れたことは大変残念」としたうえで「今後の東京を誰に託すかという選択の結果だったと思う」と答えた。

 一方、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、新都知事と関係をどう築いていくのか、との問いには「国民のために、政府として、(小池知事との)連携は必要と考える」とした。

 菅官房長官は「選挙が終わったばかりなので、(連携していくのは)これからの話になる」とした。

 また、小池新都知事はオリンピックに関し、多額の費用を問題視し検証していく考えであることに「オリンピックに関して、都民の期待に応えられるようにするのは誰が都知事になっても同じこと」とした。

 また、小池氏に対し自民党として除名などの処分の声もでているがとの問いには「小池さんはもともと自民党東京都連に所属していたので、第1義的には自民党東京都連の問題だと思う」との見方を示した。(編集担当:森高龍二)