自民党の二階俊博幹事長は18日、若手議員に自身の選挙地盤の強化を図るよう『発破をかけた』。二階幹事長は「公認の差し替えというような荒っぽいことは考えてはおりません。今日現在は」と「今日現在の話だ」とした。
二階幹事長は「どう見ても、もっと頑張れるはずだ、もっと頑張らなければならないという候補者が、我々の描くところに努力の結果が見られないという場合は、当然、我々は政権を担当している重大な責任を担っているのだから、担当の基盤は選挙に勝つことですから、選挙にまったく勝つ見込みのない人は、あるいは勝つ気のない人、努力しない人、それは当然差し替えというようなことは、私が言わなくても地元から湧き上ってきますよ」と選挙に勝つためには、候補の差し替えもあり得ると、プレッシャーをかけた。
また、二階幹事長は「自らがしっかり自分の足で立つ。それが大事。本人の努力次第だと思う」と強調した。
そのうえで「本人が努力すれば、家庭の人だってそうですよ。家族だって。本人が一生懸命やっていれば一生懸命になってくる。本人がプラプラしていると家族も旅行言ってくる方が楽しいねと。家族に至っては男であろうが女であろうが頭下げるばっかりなのですよ。なんでこんな人と一緒になったのだろうかと思いながら皆、やるわけだよね」と本音の話。
二階幹事長は「ですから、私はそういう意味では本人が一番先にしゃんとして、家庭においても近所付き合いにしても、ああ、なるほどこの人は立派だなということを、旦那さん、奥さんともにそういうことを囁いてもらえるような、人格も含めて、もっていくということが大事なのでしょう」と自覚を促した。(編集担当:森高龍二)