自民党の二階俊博幹事長は17日夕の記者会見で、原発再稼働反対を鮮明に、新潟県知事選挙を戦った共産・自由・社民推薦候補が自民・公明推薦の候補に6万票の差をつけ当選した結果について「原子力発電に関しての、もっと県民の理解が得られるように努力をすることも重要な要素のひとつだ」と語った。
また鹿児島県に続き、知事選で連敗している状況からの挽回には「いろいろあるが、敗軍の将は昔から兵を語らずというところ。兵は語りませんが、反省はしっかりすべきだ。即刻、党の幹部を結集して敗因についての検討をしっかりしたい」とした。
また「気を取り直し、党内を引き締め、今後、同じ轍を踏まないようにしっかりやりたい」と語った。
また天皇陛下の生前退位について有識者会議にどのような議論を期待するかを記者団に問われ「有識者に一応、お任せしているので、有識者会議がご議論して、お考えがまとまれば公表されるでしょうから、我々はそれについて、若干の意見を申し述べるとはいえ、有識者のご議論を静かに見守っておるということがいいのではないか」と見守る姿勢を示した。(編集担当:森高龍二)