安倍晋三総理は国際交流基金日米センターなどの２５周年記念式典であいさつし「米国も必ず、ＴＰＰを含め、自由貿易の名の下に、世界に新しいルールを作っていく、この重要性を再認識していただけるものと確信している」と語った。
安倍総理は「１７日にトランプ次期大統領とも会談を行う予定」としたうえで「日米同盟が地域の平和と安定の礎であるということについては既に認識を一致させている」とし「世界が抱える様々な課題に共に手を組んで、より良い世界を作っていくために、課題に挑戦していきたい」と語った。
また、国会で野党から「米国が今、御承知のような状況なのに、なぜ日本がＴＰＰの批准をするのだ』。そのように責められたが、保護主義が蔓延しようとする今こそ、自由貿易の価値を、自由や民主主義、人権、法の支配といった、普遍的価値を共有する国々と新たなルールを作ることの意義を、日本こそがリードしなければならない」と訴えた。（編集担当：森高龍二）
