今年の政党交付金320億円 民自2党で83%

2012年04月09日 11:00

 政党助成法に基づく2012年分の政党交付金の額が7日までに決まった。総額は320億1433万2000円で前年より7233万円増えた。政党助成金は国民1人当たり250円換算で計算され、税金で賄われている。今月20日に1回目に交付が行われる。

 それによると第1党の民主党が165億430万2000円と全体の51.55%を受ける。また第2党の自民党も101億5400万円と100億円を超える。民主、自民の2党で全体の83.27%を受ける形になる。

 日本共産党は「政党交付金は国民の思想・信条の自由を侵す」として制度そのものに反対しており、これまでも交付金の申請をしたことはない。

 民主、自民以外の政党への交付金額は、公明党が22億7916万6000円。みんなの党が11億1829万9000円、社会民主党が7億6369万7000円、新党きづなが2億758万5000円、国民新党が4億4254万3000円、新党大地・真民主が1億1532万5000円、たちあがれ日本が1億7377万9000円、新党改革が1億1961万4000円、新党日本が1億3602万2000円になっていた。(編集担当:森高龍二)