自民党の二階俊博幹事長は15日深夜のぶらさがり会見で「カジノ法案修正案」成立について「これから審議中に特に問題というか印象的だった議論、それらについてはこれから詳細を詰めていく必要があると思うので、しっかりした立派なものに仕上げていくということでやっていきたいとおもう」と語った。
また、今国会を振り返って、記者団の質問に答え「順当な国会であったと思っている」とした。今国会ではTPP、年金制度改革法案、カジノ法案といずれも自民の予定通り、TPP承認と法案の成立をみた。
二階幹事長は「これからいろいろ具体化していくにおいて、大いに議論を続けていかなければいけない点もあるだろうが、それは、またしっかりやっていけばいい」と語り「おかげでほとんど欠席者もなくこの深夜国会をちゃんと乗り越えたということ、私は野党の皆さんにも敬意を表したいと思います」と評した。
また、来年1月解散での総選挙については「きょうの国会がスムーズに終了したことと来年のこととは関係ないんじゃないかと思う。来年は来年、また新しい政局がやってくるだろうと思いますが、われわれはベストを尽くすというのみであって、物騒なお話が出ましたが、そういうことを考えているわけではありません」とかわした。(編集担当:森高龍二)