MMD研究所はスマートフォンを所有する20~69歳の男女568人を対象に「2016年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」を実施した。
まず、15歳から69歳の男女568人を対象に、SNS、コミュニケーションツールの利用状況を聞いたところ、SNSで「現在利用している」という回答が最も多かったのは「Facebook」で40.0%、次いで「Twitter」が39.8%、「Instagram」が23.2%となり、増加傾向にあるのは「Instagram」で2015年12月と比較すると8.3ポイント増となった。
次に、コミュニケーションアプリ以外で2016年に最も使ったアプリのジャンルを聞いたところ、「ゲーム」が14.6%と最も多く、次いで「SNS」が12.9%、「ニュース」が10.6%となった。2016年7月の調査と比較するとゲーム、SNS、ニュースが増加傾向にあることがわかった。
そして、スマートフォン所有者を対象に、スマートフォンでの音楽利用状況について聞いたところ、iOSユーザー(N=368)の74.2%、Androidユーザー(N=196)の45.4%がスマートフォンで音楽を聴いていると回答していることがわかった。
続いて、スマートフォンで音楽を聴いていると回答した人を対象に、スマートフォンでの音楽利用状況を聞いたところ、iOS、Androidともに「YouTubeなどの動画サイト」からの音楽視聴が増加傾向にあり、有料音楽配信や定額制音楽配信サービスは前回調査より減少傾向にあることがわかった。(編集担当:慶尾六郎)