メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ「SLC」の特別仕様車「SLC 180 Sports RedArt Edition」と「Mercedes-AMG SLC 43 RedArt Edition」を発表し、2017年8月31日までの期間限定で注文受付を行なうと発表した。
「SLC」は、1996年に電動開閉式メタルトップ「バリオルーフ」を備えた全天候型オープンスポーツ「SLK」として登場。現行モデルは、2016年にメルセデスのロードスターを表す「SL」と車格を表す「C」を組み合わせ、「SLC」と名称を刷新、同時に大幅な改良が施され、上質なオープンドライブが愉しめるロードスターとして登場した。
「SLC 180 Sports RedArt Edition」は、SLC 180 Sportsをベースに、フロントスポイラーリップ、サイドエアアウトレットフィン、リアディフューザートリムに加えて、フロントのブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスクに印象的なレッドアクセントを配してスポーティでアグレッシブな雰囲気のオープンスポーツ。
インテリアは、ステアリング、インテリアトリム、ダイレクトセレクトレバーなど随所にカーボンデザインを採用、スポーティで特別感溢れる室内空間を演出。また、ベースモデルでは設定のない高級感あるナッパレザーをシートに使用しています。
また、シートバックに内蔵した超小型セラミックヒーターによって暖めた空気を、ヘッドレスト下部から吹き出して乗員の首まわりを暖める「エアスカーフ」をSLC 180として初めて装備した。今回、これらの充実した装備を追加しながら価格は616万円となった。
「Mercedes-AMG SLC 43 RedArt Edition」は、ハイパフォーマンスモデルMercedes-AMG SLC 43をベースに、俊敏なハンドリングと快適性を両立する「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」をSLCとして初めて採用した。AMGダイナミックセレクトで選択できる5つのモード「Eco」、「Comfort」、「Sport」、「Sport+」、「Individual」と連動し、走行状況に応じて四輪それぞれを電子制御する。サーキットなどでのダイナミックなドライビングと、街中や長距離移動時の快適性を高い次元で両立する。
エクステリアは、フロントスポイラーリップ、サイドエアアウトレットフィン、リアディフューザートリムを装着。前後のブレーキには「AMGレッドブレーキ・キャリパー」を採用した。さらに、専用のハイグロスブラックペイント18インチAMG10スポークアルミホイールにもレッドラインを採用しており、ハイパフォーマンスモデルの特別仕様車に相応しいスポーティな印象を高めています。
インテリアは、カーボン素材を使用したAMGカーボンインテリアトリムやAMGエンボスを施したAMG E-SELECTレバーなどを採用した特別感のある室内空間に、レッドパイピングを施したシートやレッドシートベルトがスポーティなアクセントとなっている。価格は984万円。(編集担当:吉田恒)