朝鮮半島 北ミサイル発射に韓国も同時発射訓練

2017年09月15日 09:45

 朝鮮半島の緊張がおさまらない。北朝鮮は15日午前6時57分ころ、平壌市の順安付近から弾道ミサイルを発射。ミサイルは約3700キロ飛翔し、日本の襟裳岬東約2000キロの海上に着水した。最高高度は約770キロだった。韓国・聯合ニュースは「最高高度や飛距離から中距離弾道ミサイル(火星12)の可能性が高いとみられる」と伝えた。

 一方、韓国も北朝鮮のミサイル発射と同時に順安飛行場までの距離(250キロ)を考慮し、弾道ミサイル「玄武(ヒョンム)2」を日本海に発射する射撃訓練を実施したと、聯合ニュースが韓国軍合同参謀本部関係者の情報として伝えた。

 この関係者は「韓米軍当局は北朝鮮のミサイル発射兆候をとらえ、綿密に監視していたという」と伝え、ミサイル発射は「北朝鮮の挑発に即時に対応できる態勢を整えていることを示した」としている。

 菅義偉官房長官は記者会見で「弾道ミサイルは午前7時4分ころから6分ころの間、日本上空を通過。7時16分ころに襟裳岬東葯2000キロの太平洋上に落下したと推定される」と語った。

 菅官房長官は「米国、韓国など関係諸国と連携し、引き続き緊張感をもって適時適切な対応をとることなどの指示が総理からあった」と述べた。

 また「度を越した北朝鮮の挑発行動は断じて容認できない」と語り「厳重に抗議し、日本国民の強い憤りを伝えるとともに、最も強い言葉で断固、非難した」と述べた。

 菅官房長官は「米国、韓国と緊密に連携し対応するとともに、国民の安全・安心確保に万全を尽くす」と述べた。(編集担当:森高龍二)